2021年新外国人選手一覧
2020年オフに各球団が補強した新外国人選手をまとめています。
読売ジャイアンツ
一塁専門の両打ちスラッガー。
2017年にメジャーで.270 38本 90打点の大活躍をするなどMLB通算196本塁打のスラッガー。
2020年は大不振に終わるが、打率.220、20本塁打ぐらいになることが多い選手で、四球が多く出塁率はあまり低くない。
エラーこそあまり多くないが、守備走塁は期待できず一塁手専門。
恒例による衰えが気になるところで、本塁打以外に武器は無く、過度な期待は出来ないタイプの選手。
一発狙いの左のスラッガー内外野手。
2015年に韓国で.381、47本、140打点、40盗塁で、歴代最高の長打率・OPSを記録。
その後はメジャーでも本塁打を量産するが、2020年は大不振に終わる。
かつては守備走塁がまずまずある外野手だったが、2015年からは一塁手になり、近年は高齢のためかなり衰えている。
守備は一塁手としてはまずまずだが、外野手としてはかなり不安ありで、巨人ではやや無理してでの起用になりそう。
本塁打に期待だが、年齢的な面や衰えから過度な期待は出来ないタイプ。
阪神タイガース
高い制球力で打たせて取る先発右腕。
2020年に韓国で20勝を挙げ最多勝になった投手で、速球系や小さな変化を使い抑える投手。
1年間活躍できれば、長年阪神の先発として活躍してくれるかもしれない。
守備走塁がまずまずのやや粗めの中・長距離打者。
韓国で本塁打を量産するスラッガー。
マイナーでは.250、10本塁打程度の選手だったが、韓国で4年連続で3割を打ち本塁打を量産。
守備走塁はまずまず良かったが、韓国での加齢や体系の変化などによる衰退が気になるところ。
糸井の不振や福留の退団で外野のレギュラーが固定できていないため、サンズのような活躍が期待される。
中日ドラゴンズ
スライダーが武器の左キラーのリリーフ左腕。
2018年はメジャーで44試合に登板し防御率3.66で4勝0敗1セーブ8ホールドの活躍するが、その後は成績が下降。
左のワンポイントなどピンポイントでの活躍に期待。
打撃に難ありの守備走塁がまずまずの中距離型外野手。
2019年に3A(PCL)で活躍するが、その他の年はあまり活躍できていない。
選球眼が悪いフリースインガータイプの打者で、打撃はかなり苦労する可能性がある。
守備走塁はまずまずのレベルがあり、センターを守ることも多い。
レフト・ライトの両方が守れ長打に期待ということで、去年不振だった福田や平田に替わる存在として期待される。
三振量産の打撃と高い身体能力の遊撃手。
低打率ながら本塁打が打てるが、追い込まれると三振を量産する一発狙いの粗い打者。
俊足強肩で身体能力が高く、将来的には遊撃手でも外野手でも面白そう。
24歳の若手選手で即戦力ではないが、化ければ面白そうな選手ではある。
横浜DeNAベイスターズ
平均球速155キロ超えのツーシームが魅力の若手右腕。
2018年まで先発を務めていたこともあり、先発・リリーフの両面が可能。
25歳と若く、長年日本で活躍する可能性もあれば、すぐにメジャーに復帰する可能性もある投手。
縦のスライダーが武器のリリーフ右腕。
メジャー経験少ない中堅のリリーフ右腕。
早い段階で支配下登録され、リリーフでの活躍に期待。
広島東洋カープ
最速162キロでカーブが武器のリリーフ右腕。
速球は早いが打たれやすく、カットボールやカーブで抑えるパワーピッチャー。
セットアッパーや抑えなどでの活躍に期待。
スライダーが武器のリリーフ左腕。
制球力にやや不安はあるが、スライダーで三振を量産する投手。
実績はあまり多くないので、貴重な左腕として活躍してくれたらラッキーという感じだろう。
長打力特化の右のスラッガー一塁手。
2019年に3Aで82試合で.331、38本塁打を打つなどマイナーで本塁打を量産しているスラッガー。
選球眼に難があり、PCLでプレーしていることと合わせると、やや心配なところ。
三塁手としても期待されているが経験はかなり少なく、ほぼ一塁手専門。
守備範囲の狭さやエラーの多さなど、守備はかなり不安あり。
いかに打撃で貢献できるかという選手で、不振だったらすぐに松山と入れ替わりそう。
東京ヤクルトスワローズ
カットボール系の変化の速球中心で抑える右腕。
マイナーでは先発を務め、メジャーではリリーフを務める投手。
先発・リリーフ両面で倒壊するヤクルト投手陣を引っ張る活躍が期待される。
攻守にやや粗めの強打が武器の若手の内外野手。
2019年にメジャーで10本塁打を打つが、マイナーではあまり目立った活躍ができていない選手。
選球眼があまり良くなく、高打率はあまり期待できない一発狙いの強打者。
近年は三塁手としての出場も増えているが、経験の少なさを考えると一塁手や外野手として起用したいタイプの選手。
村上とセットで一塁・三塁を守ったり、外野に空きが出来たら強肩を活かしてライトで起用するなど、複数ポジションを守りながら強打を発揮できればという感じ。
2017年にメジャーで30本塁打の粗めの右のスラッガー。
2017年に30本塁打、2019年に21本塁打を打つスラッガーだが2020年に大不振。
三振が極端に多く、本塁打か三振かというようなタイプの選手。
2017年にメジャーで15盗塁しているが走塁は消極的で、守備範囲が狭い。
守備走塁はあまり期待できず、どれだけ本塁打を打てるか、という選手。
バレンティンやラミレスのような球界を代表するスラッガーとしての活躍が期待される。
福岡ソフトバンクホークス
総合力で勝負する中堅右腕。
2016年にメジャーで20試合に登板し5勝5敗と活躍するが、右肘を痛めトミー・ジョン手術を行う。
先発・リリーフのどちらで起用されるか分からないが、実績はあるものの成績が下降しているのが気になるところ。
大きな変化のスライダーを投げる若手荒れ球右腕。
キューバでプレーする22歳の若手右腕で、2019年にプレミア12キューバ代表になっている。
モイネロのように長年活躍する可能性のある投手。
千葉ロッテマリーンズ
かつてのMLBレギュラー遊撃手だが、今は中距離のサブ的選手。
2015年にメジャーで130試合に出場し守備走塁で貢献していたのもあり、打撃はあまり良くない選手。
若手の頃は守備走塁で活躍するも、近年は走力・守備範囲の衰えによりサブ的な存在に。
藤岡が守備でも走塁でもあまり好成績ではないため、その替わりとしての活躍が期待される。
エチェバリアも強肩ではあるが守備範囲は広くないため、打撃である程度結果を残してほしいところ。
プロ経験ない全く未知数の素材型若手内野手。
19歳で俊足が武器の細身の選手。
現状では打撃よりは走塁や守備範囲に期待したいところ。
1,2年試しに使ってみるだけなのか長年見て育て上げたいのか、注目したいところ。
長打力に期待の育成外野手。
2020年にBC富山で活躍した26歳の外野手。
かつては俊足の中堅手だったが、現在は打撃に期待という感じ。
ロッテの外野手は守備走塁がいい選手が多いため、二軍で打撃が使えそうならのちのち指名打者として打撃に期待という感じ。
埼玉西武ライオンズ
高い制球力が武器のリリーフ左腕。
大きく変化する縦のスライダーを中心に制球力高いツーシームとともに抑える。
実績は少ないが、大活躍する可能性のある投手。
東北楽天ゴールデンイーグルス
スライダーが武器のクロスファイア左腕。
最速159キロの速球とスライダーやチェンジアップ、高い制球力などで抑える投手。
メジャーでの実績は多めなので、ある程度の活躍が期待される。
選球眼が悪い強打者&まずまずの身体能力でエラー量産の攻守に粗い選手
2019年にメジャーで15本塁打打つなど爆発力のあるタイプだが、マイナーでは中距離打者という感じ。
選球眼が悪く、打率面にかなり不安あり。
身体能力は高いがエラーが多く、ユーティリティープレイヤーではあるが、どのポジションも不安あり。
攻守ともに身体能力は高いが技術面に難ありという選手。
当たり外れの大きいタイプではあるが、不振だった銀次の代わりとなる一塁手としての活躍が期待される。
選球眼が悪い俊足強打型の外野手。
3A(IL)で3割を超えることが多く本塁打もある程度打っていて、高い打撃力を持つ選手。
フリースインガータイプで四球が少なく、出塁率はあまり期待できない。
キューバ出身でかつては俊足を武器としていた選手で、やや高齢ではあるがまずまずの守備走塁を期待できる右翼手。
33歳という年齢が気になるが、ロメロやブラッシュの替わりとなる右翼手としての活躍が期待される。
北海道日本ハムファイターズ
高い制球力と緩急で抑える技巧派左腕。
スピードの無さは気になるが、緩い変化球が日本でも通用するかどうかというところ。
先発候補ではあるが、パワーピッチャーではないのであまり日本向きではないような気がする。
選球眼が悪いながら高打率、どこでも守れるがエラー連発という打撃型ユーティリティー。
2019年にメジャーで打率.221、14本塁打と長打力を見せるが、マイナーでは安定して3割を打てる中距離打者として活躍。
選球眼が悪いフリースインガータイプではあるが、高打率を残す可能性はある。
二遊間を中心にどこでも守れるユーティリティーだが、エラーは非常に多く、一塁手や二塁手として起用したいタイプ。
中島が守備はいいが打てないという状態のため遊撃手で起用されるか、あえて指名打者として起用するのかもしれない。
内野で穴が出来たときにすぐに入れ替われる打撃型選手として期待される。
オリックス・バファローズ
調査・リストアップ情報があった選手
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